しこうかんblog ∞ わだばゴッホになるっ!

■ 所在地 〒030-0813 青森県青森市松原2丁目1番2号
■ 電話 017−777−4567
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夏の展示「沢瀉の風−故郷の土に生まれ、還る」

棟方が初めて美というものを意識することになった沢瀉(オモダカ)。

今年も館長が愛情いっぱいに水やりをして育てています。

 

[5月14日撮影]

オモダカ

[6月5日撮影]

オモダカ

ぐんぐん伸びてたくさん生長しました。

特徴的なハサミのような三叉の葉も分かるように。

夏の展示の頃には可憐な白い花を咲かせますよ。

 

そうなんです。もう夏の展示の告知をする時期になりました。

県内は11日に梅雨入り。東北北部では去年より20日早いそう。

気が早いですが、梅雨が明ければ夏ですね!

夏の展示「沢瀉の風−故郷の土に生まれ、還る」

が始まります。

6月19日(火)〜 9月17日(月)

 

夏の展示チラシ表 夏の展示チラシ裏

 

「あおもりは かなしかりけり かそけくも 田沼に渡る 沢瀉の風」

という棟方志功自作の歌があります。

故郷を離れて思い起こす風景の何と愛おしいことか。

初夏の心地よい風が吹きすぎる情景は

何物にも代えがたい故郷の思い出でした。


棟方は1924年21歳のとき帝展入選を目指して上京しました。

上京したばかりの頃は青森という地から出てきたこと、

その地の鍛冶屋の三男であること、また容易には抜けない方言などに

引け目を感じていたかも知れません。
しかし、生涯の師と敬う柳宗悦と出会ってからは、

職人の仕事というのは立派な仕事だと知らされ、方言も文化だと知り、

逆にそれらが誇れることだと考えるようになったのではないでしょうか。


以来、誰はばかることなく故郷への愛を語るようになり、

また同時に、このような自身を育んだ故郷の風土に対しての

敬意感謝が生まれたものと思います。


夏の展示では棟方の心の拠り所である

故郷への想いを描いた作品を紹介いたします。

 

 

JUGEMテーマ:アート・デザイン

春の展示もあと1か月

5月ももう少しで終わりですねぇ。

椿、馬酔木、藤、花蘇芳、灯台躑躅、躑躅、、、

お庭の花もつぎつぎと移り変わり

 

椿「卜伴」椿「卜伴」

花蘇芳

灯台躑躅

前庭

 

春の展示「広大無辺な仏様の世界」も残すところあと1か月。

 

すっかり新緑が美しい季節となりました。

厳しい冬から解き放たれた青森の皆様、

お出かけの際は当館にもぜひお立ち寄りください嬉しい

新緑の過ごしやすい青森を楽しまれた観光客の皆様、

真っ白な雪景色広がる冬にもお越しいただけるのをお待ちしております楽しい

当館では冬の展示「ヨロコビノウタ」

12月18日〜2019年3月17日まで開催予定です。

 

そういえば館内にウォーターサーバーを設置しました船

カフェが欲しいとのご要望にはお応えできず申し訳ございません。

「どこかひと休みできる場所はないか」

と受付スタッフに尋ねていただければ近隣のカフェなど

市内観光のお手伝いもいたしますのでお気軽にお申し付けくださいませぴかぴか

 

春の展示「広大無辺な仏様の世界」6月17日(まで。

志功さんが描く様々な仏様をお楽しみください。

仏様の世界は広大無辺

春の展示「広大無辺な仏様の世界」好評開催中です桜

 

春の展示

春の展示

今回の展示のメインは、横約10mもある板画《東北経鬼門譜》

板木120枚を使用した戦前では最大の棟方作品であり、

生涯でみても横約13mの板画《大世界の柵》に次ぐ大きさなんですプシュープシュー

 

板画《東北経鬼門譜》

限界まで引いても収まりませんでしたカメラたらーっ

この作品は詩人・佐藤一英の詩「鬼門」に触発されて生まれました。

東北の飢饉の悲惨な有様を詠った詩を読んだ棟方は、

苦難の地である故郷青森を、仏の力を借りて幸せにしたい

という願いを込めて制作します。

 

板画《東北経鬼門譜》

中央の鬼門仏は自らの身体を真二つに割るという犠牲を払い

もろもろの悪霊を通していくという意図で制作されました。

ですので当時棟方は六曲一双屏風に仕立て

鬼門仏を左隻と右隻にまたがって配置しました。

 

当館蔵の作品はパネル仕立てですが、

真ん中を境に顔がずれているのが分かります。

板木の段階で真二つに割れるよう構成されているからです。

 

このように、棟方の祈りが込められた仏様の作品もあれば、

ただ華やかで厳かなものを摺り上げたい、と

哲理よりも経文に現れる仏の姿にひかれ制作した板画《華厳譜》や、

板画《華厳譜》

額の上に星がついた女人像など、仏様の世界は広大無辺です!!

 

お天気が崩れる予報のゴールデンウィーク後半おてんきくもりあめ

美術鑑賞に出かけてみるというのはどうでしょう楽しい

平成30年度賛助会員募集のお知らせ

一般財団法人棟方志功記念館では、賛助会員を募集しています。

当法人は、棟方志功画伯の功績を称えるとともに、
その芸業を末永く後世に伝えるため、棟方志功記念館等の管理運営、
棟方作品の展示、貸出、収集、保存及び修復を行うとともに
広く芸術文化の普及振興に寄与することを目的としています。
つきましては、この設立趣旨にご賛同くださる
個人又は団体を広く募集しております。
 

一般会員
会費  3,000円
特典  賛助会員証(H30年度観覧無料パス券/1枚2名様まで無料)
 招待券3枚
 ミュージアムグッズ5%割引
 記念館だより年1回お届け

 

特別会員
会費  30,000円
特典  賛助会員証(H30年度観覧無料パス券/1枚5名様まで無料)
 招待券20枚
 ミュージアムグッズ5%割引
 記念館だより年1回お届け(御社名等記載)
 記念品贈呈(京扇子「吉祥天妃の柵」扇子袋、扇子立て付き)
京扇子「吉祥天妃の柵」
7.5寸(約224mm)

※会員期間は年度単位(4月〜翌年3月)ですのでご留意ください。

ご入会希望の方はこちらのページをお読みの上お申込みください。

棟方作品を永く後世に伝えていけますよう、
皆様方のご支援をお願い申し上げます。

春の展示「広大無辺な仏様の世界」
もう3月だなんて。と思ってから10日も過ぎているなんて!
青森ではようやく雪も落ち着き、週間天気予報に晴れマークもおてんきくもりおてんき
やっと乾いた路面が姿を現し、広が…るには積もった雪が多いので
外側の車線は潰れたまま、歩道の完全復活もまだまだ先でしょう…

棟方志功記念館
記念館前庭の雪も豚の角煮のような層を見せています豚
(晴れや雨で沈んだ重く固い積雪の層がそう見えませんか)

それでも晴れ間にはのような柔らかな日差しがぴかぴか晴れ
椿
雪国暮らしとしては!!

そんな春が訪れる少し前にかわいい
春の展示「広大無辺な仏様の世界」が始まります。
3月20日(火)〜6月17日(日)
午前9時30分〜午後5時00分(4月〜10月は午前9時00分開館)

春の展示チラシ表
春の展示チラシ裏


棟方志功の作品には仏様や神様が多く見られます。
その制作のもととなったのは華厳経、般若心経などの経典でした。

一方で棟方は「板画をつくる時に、なんとしても仏の顔が、
一番さきに浮かんで参ります。
景色をつくらねばならない時にでも、菩薩の顔がまず出来て来るのです」
と語っているように、仏教への帰依というより
更に根源的な「山川草木悉有仏性」
すべてのものに仏性が宿るという思想だったのかもしれません。
ですから棟方は、身の回りのもの、すべてに祈りました。

この度の展示では棟方が描くさまざまな経典の仏様、拝み描いた景色、
「裸体の、マッパダカの顔の額の上に星をつければ、
もう立派な仏様になってしまう」と語った女人像など、
広大無辺な仏様の世界を紹介します。