しこうかんblog ∞ わだばゴッホになるっ!

■ 所在地 〒030-0813 青森県青森市松原2丁目1番2号
■ 電話 017−777−4567
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夏の展示の楽しみ方

気がついたらもう9月。

ねぶたのない夏、祭りのない夏、いかがお過ごしでしたか?

私は虫をとったり魚を釣ったり花を育てたり花火を見たり!

ゲームで夏を楽しみました(^O^)

しかしそんな内向きに楽しむ人ばかりだと経済も回りませんね…

というわけで皆さんぜひ記念館にお越しください(⌒▽⌒)

今のところ密の心配はなく、2倍3倍4倍以上来ても大丈夫です…

 

夏の展示看板

夏の展示「棟方志功、海を渡る。」

早いもので残り2週間ほどとなりました。

大展示室

今回の展示は2部構成になっています。

1 棟方作品、海を渡る。では、初めて海外の美術館に

買い上げられた作品や、国際展で評価された作品を展示。

2 棟方志功、海を渡る。では、昭和34年の初渡米からはじまり

棟方が海外各地を訪れたことで刺激を受け制作した作品やスケッチ、

環境の変化により挑戦した新たな技法を展示しています。

小展示室

国際展に出品して評価された作品と、海外を訪れ刺激を受け制作した作品では、画面に表出する想い、祈り、扱うモチーフなどで違いが見てとれると思います。

制作以外の仕事や生活で忙しい日本を離れた海外で

行きたかった場所、見たかったものに出合えて創作意欲を刺激されただろう海外作品は、志功さんの楽しそうな顔が浮かんできますよ。

海外スケッチ

今回初公開もある海外スケッチは、スケッチブックだけでなく

手帳の切り離しや飛行機の機内食のメニューに描かれたものまで。

スケッチを描いたときの状況や内容も書き込まれています。

今回の展示では、自伝『板極道』海外への旅の章から

対応する箇所を引用し添えているので一緒にお楽しみください。

 

大展示室

夏の展示「棟方志功、海を渡る。」

海外旅行に行けない、国内旅行も満足に行けない今、

志功さんの目線で回る欧米、インド旅行を記念館でどうぞ。

生む・染む・共鳴するって?

もう春かなぁと思わせてからの4月の吹雪もありましたが・・・

当館裏の桜

青森市でもが 4/18開花、4/22満開となりました✿:・❀・;✿:・❀

(写真は4/24撮影)

しかし:;(∩´﹏`∩);:

10連休初日、27日の予想最高気温が7度/予想最低気温が2度

雪か雨のち曇の予報(4/25現在)

お花見にいらっしゃる方には衝撃の天気予報ですが

次の日28日からは最高気温も倍!になりますので

どうぞ青森市、青森県をよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

さて今回はそんな10連休を目前に控え、

 

春の展示

「生む・染(し)む・共鳴する 棟方志功のことば」

の見どころをご紹介いたします(⌒▽⌒)

 

今回の展示は「生む」「染(し)む」「共鳴する」

3つに分けて展示しています(大展示室)

 

まずは、「生む」。

生む

志功さんが生んだ詩や短歌、独創的な造語などのことばを展示。

板画や倭画に自作の詩や短歌が書かれていたりタイトルが造語だったり

画中に彫り込まれたことばの数々からも

その作品に込めた志功さんの想いが感じられると思います。

 

次に、「染(し)む」。

染む

志功さんの心に染み入り繰り返し作品にした好きなことばを展示。

初めて宗教を主題にした作品が《華厳譜》であり

戒名にも入れるほど好きなこの字は、書作品に多く残されています。

このほか、作品に書き込まれていることばは禅語や漢詩など。

達磨と禅語を描いた倭画のシリーズも一部展示しています。

 

さいごに、「共鳴する」。

共鳴する

詩や短歌、人に親しみを覚え、共鳴したことばを展示。

志功さんは文字を入れた板画を多く制作しています。

好きな詩や短歌を作品にさせてほしいと自ら頼み込んだり

多くの文士の作品を板画にすることで依頼が来たりしました。

制作された年代で異なる文字の書き方や、

単調にならないよう使う彫刻刀を変えデザインされる文字。

間違った箇所をどのように彫り直したか?もご覧ください。

 

 

また、「生む」「染(し)む」「共鳴する」ことばは

画中だけでなく、タイトルやサイン、直筆原稿までじっくり見ると

ユニークな当て字や、志功さんの人柄が表れる文字遣いに

発見があっておもしろいと思いますよ(*╹▽╹*)

展示室内のことばを隅々まで発見するつもりで楽しんでください^^

制作の原動力にもなっていた「音楽」

インフルエンザが全国的に流行していますが皆様お元気ですか。

青森市は8日(金)からぐっと冷え込むようで…

最高気温も氷点下の真冬日が続く予報です((´`))

そんな寒さ厳しい3連休最終日11日も当館は元気に開館いたします^^

 

現在開催中の展示は、冬の展示「ヨロコビノウタ」

「音楽というものと美術との関係は、わたくしはきりはなせない、

お互いむすび合う世界だと思っています」と語る棟方にとって

音楽の旋律とリズムは制作の原動力でもありました。

 

「青森ねぶた図」「御山参詣人図」

毎年のように夏に帰省しては参加した大好きなねぶた祭りのお囃子や、

当館ロビーで上映している映画「「彫る」棟方志功の世界」でも

♪サ〜イギ サーイギ ドッコーイ サ〜イギ…と口ずさむ

津軽地方で行われる五穀豊穣祈願の行事、お山参詣のお囃子

 

「津軽三味線の柵」など

同じく映像の中で口ずさんでいる、嫁いびりをうたった津軽民謡

「弥三郎節」をテーマにした作品や、揮毫した三味線

 

「歓喜自板像・第九としてもの柵」関連作品展示

そして、冬の展示ポスター作品の「歓喜自板像・第九としてもの柵」

数々の大切なものに囲まれ幸せに満ちた自画像ですが、

この作品の関連作品を展示しているのがこちらのコーナー( ╹ ◡ ╹ )

 

河井寛次郎や濱田庄司の陶器、柳宗悦の心偈が書かれた軸、

池大雅の水墨画に棟方が愛用した茶碗や彫刻刀など

受付でいつも配布している作品解説とは別に、

「歓喜自板像・第九としてもの柵」関連展示作品解説もご用意しました♪

作品に込められた想い、なぜそれが描かれているのかなどなど

発見する、知る、つながる楽しみがあると思いますƪ(ˆ◡ˆ)ʃƪ(ˆ◡ˆ)ʃ

どうぞごゆっくりご鑑賞くださいませ。

 

このほか、愛聴したベートーベンのレコードや、

ジャケットを手がけたレコードの板画や板木もあわせて展示中˒˒♪♬

楽器や音楽を主題にとった作品の展示だけでなく、そういった資料も

展示しているので、より 棟方志功 が感じられると思います(・д・´*)

 

雨だったり雪だったり吹雪いたり、外に出るのも億劫ですが

ぜひ、棟方志功記念館に遊びに来てくださいね!

仏様の世界は広大無辺

春の展示「広大無辺な仏様の世界」好評開催中です桜

 

春の展示

春の展示

今回の展示のメインは、横約10mもある板画《東北経鬼門譜》

板木120枚を使用した戦前では最大の棟方作品であり、

生涯でみても横約13mの板画《大世界の柵》に次ぐ大きさなんですプシュープシュー

 

板画《東北経鬼門譜》

限界まで引いても収まりませんでしたカメラたらーっ

この作品は詩人・佐藤一英の詩「鬼門」に触発されて生まれました。

東北の飢饉の悲惨な有様を詠った詩を読んだ棟方は、

苦難の地である故郷青森を、仏の力を借りて幸せにしたい

という願いを込めて制作します。

 

板画《東北経鬼門譜》

中央の鬼門仏は自らの身体を真二つに割るという犠牲を払い

もろもろの悪霊を通していくという意図で制作されました。

ですので当時棟方は六曲一双屏風に仕立て

鬼門仏を左隻と右隻にまたがって配置しました。

 

当館蔵の作品はパネル仕立てですが、

真ん中を境に顔がずれているのが分かります。

板木の段階で真二つに割れるよう構成されているからです。

 

このように、棟方の祈りが込められた仏様の作品もあれば、

ただ華やかで厳かなものを摺り上げたい、と

哲理よりも経文に現れる仏の姿にひかれ制作した板画《華厳譜》や、

板画《華厳譜》

額の上に星がついた女人像など、仏様の世界は広大無辺です!!

 

お天気が崩れる予報のゴールデンウィーク後半おてんきくもりあめ

美術鑑賞に出かけてみるというのはどうでしょう楽しい

わだばゴッホになる!
太陽花シリーズ

【秋の展示】ここからはじまった−志功の原点・油絵
好評開催中です!!楽しい

板画家として世界的に有名な志功さんの記念館で油絵メインの展示
わだばゴッホになる!の有名な言葉があるように
油絵が原点とはいえ訪れた皆様のご期待に添えなかったらどうしよう…
始まる前や始まってからも不安はありましたが
アンケートや受付に届く声には
「油絵をみることが出来るとは思っていなかったので大満足!」女
と油絵でもご満足いただけているようで一安心たらーっ
板画≪弁財天妃の柵≫など人気のある美人大首絵や
八甲田や鷹を描いた倭画も展示していますよもみじ

今回の油絵の展示では志功さんが実際に使っていた大きなイーゼルの他、
(通常、当館の展示作品は全てケースに入っているので
 今回は珍しく作品を間近で見られます)
展示室
パレットや絵具、筆洗器などの油彩道具も展示していますアート
油彩道具

初期と晩年の油絵
また、初期の暗めの色彩の大作から
二度筆をせず、鮮やかな原色使いで描いた晩年まで。
32点もの油絵を見ることができます日の出
各年代の山をモチーフにした油絵の比較や
倭画、リトグラフ、油絵で描いたバラ作品などもご注目ください見る

なお、先日お伝えした青森県立美術館との相互割引。
普段は記念館の観覧チケット持参県美の常設展が団体料金にて
観覧できますが、今回は県美も油絵の企画展をしているということで
常設展だけでなく企画展も相互割引の対象になっていますおてんき

今年の秋は志功さんの油絵をたっぷり楽しんでくださいね楽しいぴかぴかムード